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ぐんま天文台 > 特集・画像等 > 天文ニュース > 大規模な太陽フレアが発生 (2013年5月14日)

大規模な太陽フレアが発生

太陽フレアとは?

太陽の表面でおきる爆発現象。黒点の近くでおきることが多い。フレアが発生すると、放射線(エックス線、ガンマ線)や高エネルギー荷電粒子(電子、陽子など)が宇宙に放出される。高エネルギー荷電粒子が地球に到達すると、磁気嵐、通信障害、オーロラなどが発生する原因となる。

2013年5月14日午前10時頃、大規模な太陽フレア(X3.2クラス)が発生し、ぐんま天文台の太陽望遠鏡でもその様子がとらえられました。

同じ領域では翌日も大規模なフレアが発生しており、これによるデリンジャー現象(通信障害)も確認されているようです。

今後しばらくは活発な活動が続くかもしれません。

8時45分

撮影開始時:2013年5月14日午前8時45分(日本時間)。

ぐんま天文台の太陽望遠鏡で撮影したHα像の一部を拡大した映像です。(以下も同じ。)

9時20分

午前9時20分

左上が明るく輝き始めたところ。

10時11分

午前10時11分

フレアのピーク時。最も明るい部分の右下にも明るく輝く領域が現れている。

11時20分

午前11時20分

ポストフレアループが現れている。

ポストフレアループとは、フレア発生後に見られるループプロミネンスのこと。

ポストフレアループ

ポストフレアループ (アニメーション)

ぐんま天文台の太陽望遠鏡で撮影したHα拡大像の一部を切り抜き、10時10分から11時59分までの映像(約10分毎×12枚)を繋いだアニメーションです。

Hα全体像 動画(FLV形式)

Hα全体像 9:00〜12:32
mpeg4形式のデータをダウンロードする。

Hα拡大像 動画(FLV形式)

Hα拡大像 10:09〜11:55
mpeg4形式のデータをダウンロードする。