宵の明星や明けの明星として親しまれている「金星」はたいへん明るいため、望遠鏡を使うと昼間でも観察することができます。1月9日には金星が、地球から見て太陽の西側に最も離れる位置(西方最大離角)に来ます。この頃の金星は、望遠鏡で拡大して見ると半月のような形に見えます。
1月9日には水星も西方最大離角となり、観察しやすい時期となります。この頃の水星も、望遠鏡で拡大して見ると半月のような形に見えますが、金星とは異なる大きさに見えるでしょう。
ぐんま天文台では1月8日(土)から10日(月)までの3日間、午前11時半から正午まで開催している「昼間の星の観察会」にて、使用する望遠鏡を65cm望遠鏡にグレードアップし、水星と金星を高倍率で観察できるようにします。西方最大離角となる水星と金星を、ぜひご覧下さい。
正午頃になると金星の高度が下がり観察しにくくなります。11時半からの観察をお勧めします。
観察会の様子
期日 | 平成23年1月8日(土)〜10日(月) |
時間 | 午前11時半から正午まで |
場所 | 県立ぐんま天文台 7メートルドーム (65cm望遠鏡) |
申し込み | 不要 |
参加費 | 入館料のみ |
定員 | 制限無し |
その他 | 天候不良時は中止し、11時半より3Dシアターを映像ホールで上演します。 |
問い合わせ先 |
県立ぐんま天文台 住所 : 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86 FAX : 0279-70-5544 電話 : 0279-70-5300 |
地球に近い時
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西方最大離角
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その後
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昼間の施設見学 | |
10:00 | 開館 |
11:30〜12:00 | 「細長い金星を65cm望遠鏡で観察しよう」 (昼間の星の観察会) (天候不良時は「3Dシアター」に変更) |
14:00〜14:40 | 「天文台ガイドツアー」 |
15:00〜15:30 | 「3Dシアター」 |
16:00 | 閉館 |
16:00〜17:00は映像ホールか屋外でお待ちください | |
夜間の天体観望 | |
17:00 | 開館 (17:00〜18:00は2階展示の見学のみ可能です) |
18:00〜21:00 | 天体観望 (晴れた時) |
18:30〜19:00 | 星空解説 (天候不良時) (天候や混雑具合により、時刻を変更して回数を増やす場合があります) |
21:00 | 閉館 |